人気&実力を誇る3ピースバンド・SHISHAMOが前作『BYE BYE』から約3カ月、早くもシングルをリリース!新垣結衣×瑛太W主演で話題の映画『ミックス。』(公開中)のために書き下ろした作品だ。来夏、スタジアムライブも決定している3人から、主題歌『ほら、笑ってる』&挿入歌『サボテン』について聞いた!
Profile
宮崎朝子(Gt.&Vo.)、松岡彩(Ba.)、吉川美冴貴(Dr.)からなる3ピースバンド。高校を卒業した2013年11月にアルバム『SHISHAMO』でデビュー。わずか4年の間に、日本武道館での単独公演を2度も成功させるなど、大きな注目を集める存在に。11月6日からは、東京Zepp4Daysを含む、全6カ所11公演『SHISHAMOワンマンツアー2017秋』がスタート。来年7月28日にはバンドの地元である神奈川県川崎市にある等々力陸上競技場で初のスタジアムライブ『SHISHAMO NO 夏MATSURI!!!~ただいま川崎2018~』を開催することも決定している。
はい。事前に映画の監督さんとお話しさせていただいたり、台本を読ませていただいた上で、新垣結衣さん演じる役柄・(富田)多満子の気持ちになりきって書きました。映画のラストに流れるのにふさわしい曲をSHISHAMOとして作ろうと。(宮崎朝子)
完成した映画を見せてもらった時は、ほんとに感動しましたね。スクリーンから流れてくる曲を聴いて、「これ私がドラムを叩いてるんだ!」って思ったら凄く嬉しくもなったし。ぜひたくさんの人に映画を観てほしいです。(吉川美冴貴)
映画自体にそういうメッセージがあると思ったので、曲としてもそこは凄く意識しました。私たちの曲を聴いて元気になってくださる方々が少なからずいるので、届いてほしい対象を思い描きながら書くということに関しては、普段と同じだったところもありましたね。(宮崎)
この曲は映画の中で多満子が走り出すシーンで使われることが決まっていたので、その画を想像しながら書きました。けっこういろんなパターンを作った中から選んでもらった感じですね。(宮崎)
今回は2曲とも近いメッセージが込められた曲ではあるんですけど、アップテンポな『サボテン』の方がより応援歌的な印象がありますね。なので、みんなの背中を押すような気持ちで演奏しました。ゆったりしたバラードと元気な曲という対照的な2曲になったのも、シングルとして良かったなって思います。(松岡彩)
SHISHAMOの曲って、自分で作っておきながら「難しいなぁ」っていつも思うんですよ。『ほら、笑ってる』のサビ、♪もう私はたくさん持ってる♪のとこなんて「メロディ的にどこいくんだこれ?」って感じですからね(笑)。だからもうとにかく家で聴きこんで練習してから臨んでください。頑張ってほしいです。(宮崎)
あとは気持ちをしっかり込めて歌ってほしいですよね。タイプの違う2曲ではあるけど、どちらも感情を大切にして演奏した曲なので。(吉川)
その上で『サボテン』は元気に楽しく歌うのが一番だと思います。ぜひ立って歌っていただいて。(松岡)
一緒にカラオケに行った友達が前向きな気持ちになるくらい、歌う人も前向きに歌うといいと思います。ちなみに『サボテン』は早口なところがあるので、歌う前に早口言葉で慣らしておくといいと思います。(宮崎)
あーそれもだいぶ難易度は高めなので、頑張って練習してほしいですね。私たち自身、ここからライブでこの2曲をやるにあたって、コーラスを猛練習しなきゃなと思っているところなので(笑)。(宮崎)