Profile
2009年にデビュー。演歌はもとよりロックやポップスまで幅広く歌いこなす。コンサートではドラムを叩きながら歌唱し、自ら撮影し編集した動画を上映するなど、マルチな才能で観客を楽しませている。「今回のMusic Videoでは初めて髪を下ろして撮影しました。普段と違う雰囲気を楽しんでいただけたら」と語る。
タイトルからデビュー曲『流氷の駅』を思い出しました。前作『知床挽歌』や他の楽曲も作詞してくださっている高田ひろお先生は同じ道産子。僕から自然と北海道を連想するのかもしれませんね。佐瀬寿一先生は今回初めてですが、日本で一番売れた『およげ!たいやきくん』の作曲者。僕もあやかりたいなと思いました(笑)。
ええ。歌い出しの「雪が 雪がななめに 降りしきる」は、吹雪の風景そのもの。網走の実家ではオホーツク海を眼下に見て育ちましたし、歌詞の風景や温度感を肌で感じて歌える曲だと思います。
新曲をいただくと、まずギターを弾きながら原曲キーのまま、あとは半音下げたり上げたりしながら歌い、メロディを体で覚えます。それを録音して先生に聴いていただくと、僕が曲をどう理解しているかも伝わりますので一石二鳥です。キーが高い曲なので「半音下げてもいいですか?」とお願いしましたが、先生は「原曲で頑張って」と(笑)。お陰で、伸びのある高音が活かせたと思います。
列車が走るテンポをイメージした16ビートの曲なので、リズムをしっかりつかんで歌ってください。列車もリズムも乗り遅れたら置いてきぼりになりますから(笑)。「酔いどれ夢見の~」からは高音が続くので、喉がつらい人は半音下げてもいいですね。最後の「おまえを迎えに」は、階段を駆け上がるように音程が上がるので、踏み外さないように。
TEXT:Yuko Kitsukawa
日本コロムビア
[2/12発売]楽曲タイトル | マイうた |
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流氷列車 | マイうた |
唇は赤き砂漠 | マイうた |