
2026年 冬のアニメ主題歌ランキング
アニメ作品を語る上で欠かせない主題歌! カラオケランキングでの人気ぶりや、リアルな視聴者数データから見えてくる真の注目作とは? 今期のアニメシーンを席巻した話題作を、徹底的に掘り下げます。
2026年冬のアニメ主題歌ランキング
今期は、大型タイトルがランキングを牽引し、複数作品でOP・EDがそろって10位以内にランクインするなど、作品人気とアーティスト人気の相乗効果がより明確に表れたクールとなりました。首位に輝いたTVアニメ『葬送のフリーレン』第2期OP「lulu.」は、透明感のあるサウンドと壮大なメロディが作品の世界観にマッチし、アニメファンからの評価が非常に高いだけでなく、Mrs. GREEN APPLEの人気の相乗効果により、今期で最も歌われた楽曲に。
また、TVアニメ 『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」は、OP・EDともに10位以内にランクインする安定の強さ。King Gnuが手掛けたOP「AIZO」は、【愛】と【憎】しみが入り混じる人間の感情を表現した【愛憎】 が、「死滅回游」という命を削り合うゲームの世界観に見事にリンク。カラオケで歌うには難度が高い曲ながら、サビの跳ねるような爆発感と中毒性のあるメロディで人気を獲得し2位にランクイン!そして、『【推しの子】』第3期は、ちゃんみならしい強さと挑発性が際立つOP「TEST ME」(4位)と、アクアの孤独を描いた繊細なED「セレナーデ」(3位)がともにTOP10入りし、作品・音楽両面で高い支持を集めました。
このほか、新人アーティストの躍進も顕著で、TVアニメ 『呪術廻戦』EDのjo0ji、『メダリスト』OPのHANA、『Fate/strange Fake』EDの13.3g と、初のアニメタイアップとなった3組がいずれもTOP10入りを果たした点にも注目です。さらに、作品世界観と楽曲のシンクロが評価軸としてより可視化され、歌詞・映像・テーマ性の一致が歌唱数に強く影響したクールだったと言えます。
| 順位 | 曲名 | 歌手名/番組名 | 歌詞 | マイうた登録 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 |
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会 | lulu. | Mrs. GREEN APPLE 葬送のフリーレン | 歌詞 | マイうた |
| 2 |
© 芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 | AIZO | King Gnu TVアニメ 『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」 | 歌詞 | マイうた |
| 3 |
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会 | セレナーデ | なとり 【推しの子】 | 歌詞 | マイうた |
※ランキングは、オリジナルコンテンツを総合したランキングになります。
※カラオケランキング集計期間:2026年3月1日~3月31日
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
© 芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
2025年 冬のアニメ 配信コンテンツ視聴者数ランキング
今期の配信コンテンツ視聴者数ランキングでは、TVアニメ 『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」が 2194pt で首位、『葬送のフリーレン 第2期』が 2070pt で2位にランクインしました。これら2作品は、3位の『ゴールデンカムイ 最終章』(781pt)に対して約3倍近い差をつけており、その圧倒的な人気の高さが際立つ結果となっています。
また、今回のランキング上位では、1位から7位までがいずれも続編、または『ヴィジランテ』など既存IPの関連作品によって占められる形となりました。いわゆる「続編の壁」は依然として高く、完全新作でTOP10入りしたのは、8位の『正反対な君と僕』と9位の『ダーウィン事変』の2作品のみとなっています。シリーズ作品が持つ安定したファンベースが、今期の配信市場において圧倒的な存在感を放っていることが、今回のランキングから明確に示されました。
一方、カラオケランキングでは、この盤石な配信ランキングの序列を、楽曲そのものの求心力が打ち破る動きも鮮明になっています。視聴者数ランキング9位の『ダーウィン事変』は、OPテーマである Official髭男dism「Make Me Wonder」がカラオケランキングで 6位 にランクインし、作品の配信順位を上回る存在感を示しました。また、配信ランキングでは圏外だった新作『真夜中ハートチューン』も、星街すいせいが歌うOPテーマ「月に向かって撃て」が カラオケ11位 にランクインしています。これらの結果は、作品自体の視聴数に左右されることなく、アーティストの影響力や楽曲の中毒性がユーザーの支持を集めていることを示すものと言えます。
| 順位 | 作品名 ※()内の最新作を含むシリーズ | 視聴者数pt |
|---|---|---|
| 1 | TVアニメ『呪術廻戦』(第3期「死滅回游 前編」) | 2194 |
| 2 | 葬送のフリーレン(葬送のフリーレン 第2期) | 2070 |
| 3 | ゴールデンカムイ(ゴールデンカムイ 最終章) | 781 |
| 4 | 【推しの子】(【推しの子】第3期) | 731 |
| 5 | 地獄楽(地獄楽 第二期) | 550 |
| 6 | 僕のヒーローアカデミア(ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-(第2期)) | 468 |
| 7 | MFゴースト(MFゴースト 3rd Season) | 434 |
| 8 | 正反対な君と僕 | 270 |
| 9 | ダーウィン事変 | 172 |
| 10 | 炎炎ノ消防隊(炎炎ノ消防隊 参ノ章 第2クール) | 170 |
| 11 | 違国日記 | 164 |
| 12 | グノーシア | 163 |
| 13 | 多聞くん今どっち!? | 159 |
| 14 | 勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録 | 138 |
| 15 | Fate/strange Fake | 135 |
| 16 | プリキュアシリーズ(名探偵プリキュア!) | 119 |
| 17 | お気楽領主の楽しい領地防衛 ~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に~ | 115 |
| 18 | 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい | 106 |
| 19 | 死亡遊戯で飯を食う。 | 104 |
| 20 | メダリスト(メダリスト 第2期) | 102 |
出典:GEM Partners「エンタメリーチトラッカー」(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
調査対象期間:2026年1月~3月中旬
■「エンタメリーチトラッカー」調査概要
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【延べ回答者数】週次約24,500人(日次 約3,500人)
※上記のサンプル数で日次調査を実施し、週次で集計
【集計期間】月曜~日曜
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】
リーチしたエンタメ(映像/マンガ/書籍/ゲーム/音楽 [アーティスト] /ラジオ・ポッドキャスト番組)について自由回答方式で日次の頻度で聴取し、GOD(GEM Original Database)に基づき体系的に整理・名寄せしたうえ、週次単位(月曜~日曜)で集計を実施。聴取したエンタメのうち、映像コンテンツにおける定額制動画配信サービスを利用して視聴したコンテンツのみを対象としている。映像コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります。
新作アニメを紹介する番組「つづきみ」MCのお二人がアニソンを語る!
吉田 尚記さん
結さん
つづきみとは
2016年より配信されているネット番組で、正式名称は「僕たちは新作アニメのプロモーション映像を3時間かけて一気観したらどのくらいつづきをみたくなるのだろうか?」。ニッポン放送のアナウンサーである吉田尚記と共に、新作アニメのPVをまとめて視聴する企画。毎クール多くのアニメが放映される中、「タイトルだけ確認して本編見ない」「そもそも作品ある事知らなかった」という所謂「ゼロ話切り」を世の中から撲滅する為始められた。2016年秋アニメより開始され、以降クールが始まる直前に開催されている。PVはそのクールのアニメだけでなく、劇場版・OVAも紹介される。ニコニコ生放送・バンダイチャンネルを始めとするメディアで配信されている。
特集
カラオケでアニメ・ゲーム楽曲を歌いたいなら!
どアニメ宣言!JOYSOUNDをチェック!





吉田アナ: 冬クールのアニソンランキングと配信アニメ視聴者数ランキングを見ると、アニメ上位作品の主題歌にはビッグアーティストが起用されるケースが本当に増えましたよね。Mrs. GREEN APPLE、King Gnu、ちゃんみな、Official髭男dism、キタニタツヤ……。冬クールは特に、集中していた印象です。
結さん: そうですね。ランキング上位は、作品もアーティストも、どちらも“強さ”を感じます。私、カラオケに行くと、その部屋の歌唱履歴をチェックするんですけど、アニソンTOP10の曲が履歴に入っていても、それを歌っている人がJ-POP好きなのか、アニメオタクなのか、もうわからないですよね。
吉田アナ: そんな中で、気になったのが『多聞くん今どっち!?』のF/ACEですね。メジャーアーティストがランキング上位を占める中で、OP「Sweet Magic」が14位、ED「花と夢」が34位。さらに劇中歌も多くて、かなり話題を呼んでいましたね。春クールで言うと、桑田佳祐さんがアニソンを手がける点も楽しみですよね。TVアニメ『あかね噺』のオープニングテーマを担当するということで、どんな仕上がりになるのかすごく気になります。
結さん: それと、春クールは、若手バンドが主題歌を担当している作品が多いのも印象的でした。「多次元制御機構よだか」や「yonige」、「三四少女」などですね。アニソンタイアップが若手バンドにとってのチャンスになっているのは、すごく嬉しいですし、それぞれが作品に寄り添って楽曲を作っているのが、PVを見ただけでも伝わってきました。そこは本当に楽しみですね。
吉田アナ: 私は2025年の年末のアニソン大賞からずっと「アニソンいい子ちゃん問題」を唱えているんです。今は、メジャーアーティストもアニメをしっかり理解した上で主題歌を制作する時代になったじゃないですか。その結果、クオリティはものすごく高くて、綺麗で、納得感のある楽曲になる。でも、かつてのアニソンが持っていた「何それ?」っていう強烈な異物感、驚きの力は減ってきている気がするんです。本来、その「何それ?」を生み出してきたのが若手だったのに、今はそのチャレンジがしにくい環境になってしまっているとも感じています。
結さん: たしかに、「ちゃんと当てなきゃいけない」というプレッシャーは、すごくあるんだろうなと思います。だからこそ、春クールで若手バンドがついた意外性のあるタイアップ作品は、個人的にも注目したいですね。