• 「能登みれん」、聴かせていただきました。

  松原のぶえ（以下、松原）「ありがとうございます。作詞をしていただいた、ないとうやすおさん、作曲をしていただいた渡辺勝彦さんは、ご自身でも歌を歌っているんです。お2人とお仕事をした時に、渡辺さんの歌が素敵だったので“私にも書いてくれません？”と、お願いをしたのがこの曲が生まれたきっかけなんです」

• いただいた曲の印象はいかがでしたか？

  松原「渡辺さんが歌っているデモをいただいたんですけど、“凄くいい曲だわ”と思いました。そして、いざ自分で歌ってみたら難しくて（笑）。どのフレーズにもキュッと語尾が上がるところがあるんですけど、それが耳に残る魅力があるんですよね」

• 能登の風景がとても浮かぶ曲でもあります。

  松原「私もコンサートなどで行ったことがありますが、いろいろな地名が入っていますので、その場所に行ったような気持ちになれると思います。別れを体験した女性の未練が素晴らしく描かれている歌詞ですね」

• カラオケで歌う時のコツをお願いします。

  松原「メロディの流れが独特なので、そこさえ乗り切ることができれば、気持ちよく歌えると思います。低い声からファルセットまでがふんだんに使われていますので、歌い甲斐がある曲です」

• 歌が好きな方々に何かアドバイスはありますか？

  松原「口を横に開いて、口角を上げて歌いましょう。そうすると言葉が鮮明に出るんです。あと、身振りをつけて声を出してみてください。例えば手を上に伸ばすとお腹が引っ込んで声が出しやすくなったり。身体の中の動きと声の結びつきを研究すると、声を上手く使うことができるようになると思います」

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