LOVE&PEACE
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この曲の歌詞
1983年 冬 フランス
俺はリュックをかついで
パリの繁華街 安宿を探す
どこからか聞こえてくるハーモニカ
の音
大道芸人が吹いているのか
人込みをかきわけ
角を曲がった瞬間
ハーモニカを両手で支えた小さな女
の子が見えた
7才ぐらい
鳥のようにやせ細っている
服はすり切れ 肌が露出している
雪が降っているのに
俺はほんの少し立ち止まり
何事もなかったように歩き出す
1984年 夏 インド
俺は再びリュックをかつぎ
カルカッタの暑さに負けている
よどんだ川の橋の上
4才ぐらいの女の子がついてくる
お金をちょうだい
お金をちょうだい
誰にもわからないように
ほんの少しのお金を渡し
しばらく歩いた後のお前の悲鳴
お前は大人たちに囲まれて
俺にもらったお金を取られている
お前はわんわん泣きながら
橋の上にくずれ落ちる
俺はほんの少し振り向いて
また何事もなかったように歩き出す
子供たちよ
ただ一度逢っただけの子供たちよ
俺はあの時
お前等の前を通り過ぎた日本人だ
あれからもう随分と月日が流れ
旅の記憶は切れ切れなのに
はっきりと憶えているよ
みんなの顔を
鮮やかに憶えているよ
みんなの瞳を みんなの輝きを
戦争 革命 内乱 貧困
伝染病 子供 大人 人間
1990年 冬 ルーマニア
デモ隊を追いかけた暗やみの街
犠牲者を弔うローソクの灯り
お前は子犬を連れていた
ボロボロの服をまとって
何でもいい
食べるものを持ってないか
そう言ってお前は汚い手を差し出し
俺の手から何枚かのガムをもぎとっ
た
そしてお前はガムをあわてて口に入
れ
残った一枚を子犬にあげたのだ
俺はほんの少しほほえんで
何事もなかったようにまた歩き出す
1992年 夏 カンボジア
ジャングル 降りしきる雨
アンコールトム
その遺跡の中からお前は突然現れた
牛の骨で作ったペンダントを俺に売
付け
ガイドするから5ドルくれと言った
俺はうるさい!あっちに行け!と大声
で怒鳴り
まだ幼いお前を泣かせてしまった
すごすごと帰っていくお前を見て俺
は胸が痛んだ
それはお前が素足だったから
俺はほんの少し自分が嫌になり
それでもまた何事もなかったように
歩きだす
子供たちよ
もう一生逢うこともない子供たちよ
貧しさから抜け出せたのか
それともあのままか
なるべくなら 危ない橋は渡らず
なるべくなら
罪に手を染めることなく
やすらかでいて欲しいと思うのだ
平和でいて欲しいと思うのだ
たった一度逢っただけなのに
子供たちよ 記憶の中の子供たちよ
お前等もまた歳をとり
いつしか親になるだろう
俺は今なら 恥ずかしげもなく
平然と胸を張って言える
俺は今なら しらけずに
お前等のために言える
Love & Peace
Love & Peace
Love & Peace
Love & Peace
Love & Peace
楽曲情報
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