Profile
2007年にシングル『ハロー・ハロー』でデビュー。越智志帆の圧倒的なボーカルとライブパフォーマンスには定評があり、これまで『愛をこめて花束を』などいくつものヒット曲を生んでいる。昨年はデビュー10周年を迎え、『NHK紅白歌合戦』に2度目の出場。今年の夏は『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』など、いくつかのフェスに出演した。
NHK全国学校音楽コンクール「Nコン」中学校の部の課題曲になるということだったので、中学生に向けてどんなメッセージを込めるのがいいのかをまず考え、中学生の頃の自分を思い出しながら書きました。“あの頃にこういう曲があったらもっと自分は明るい気持ちで過ごせただろうな”と思えるような曲、“歌いたい!”って素直に思えたであろう曲を作ろうと。
そうです。で、“自分にない”ところに目を向けるのではなく、“自分にある”ものに目を向ける歌がいいんじゃないかと思って。自分には光るものがあるんだってことをちゃんと言えるような曲。“ない・ない・ない”じゃなくて、“あるんだ・あるんだ”っていう気持ちに引っ張られるような歌。言葉の引力がある歌にしたかったんです。
私自身、中学生の頃はいつも“ない・ない・ない”って思っているような子供で、じゃあ大人になって完全にそういう気持ちがなくなったかというと、やっぱり心の中が満たされてないと自覚することは今でも時々あるんですよ。でも一番多感な頃に“あるんだ・あるんだ”って思いながら過ごせたら、大人になった時に寂しいという気持ちが減って、人に優しくなれるんじゃないかと思うんです。
合唱曲ということを意識すると自分もそういう歌い方になってしまうので、そこは切り離して考えました。フォーキーな中にもソウルフルな節回しを入れて、合唱曲との違いを出そうと。あまり声を張らないようにして優しくスッと歌えればいいなと思ったんですけど、実際に歌ったら途中でちょっと熱くなっちゃいましたね(笑)。
ワーナーミュージック・ジャパン
[10/10発売]楽曲タイトル | 歌詞 | マイうた |
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Gifts | 歌詞 | マイうた |