
Profile
1974年韓国TBCテレビの『全国歌謡新人スターショー』での優勝を機に歌手デビュー。トロットアルバム『歌の花束』が韓国レコード史上最高の360万枚の売上を記録した。1988年に「朝の国から」で日本再デビュー。その後、NHK紅白歌合戦にも出場するなど多くのヒット曲を生む。
キム・ヨンジャ(以下、キム)「仁井谷俊也先生の作品は初めてです。今回は、ディレクターを通して、いくつか提案してもらいました。その中で“これです!”って選んだのがこの曲です。直感で選びました(笑)」
キム「最初は“ちょっと暗いかな~”と思ったんですけど、ちょっと歌ってみると“しっとりとした雰囲気で凄くいいなぁ”って思いました」
キム「“淋しいよ”“逢いに来てよ”って言いながら、相手に直接ぶつけるんじゃなくて、どこか自分で諦めていくんですよね。この哀愁感が日本演歌の味わいだと思うんですよね……。“キムチ”じゃなくて、“わさび”みたいな」
キム「作曲は水森英夫先生ですが、水森先生には『陽は昇る』『命火』『情熱のバラ』など、たくさん曲を書いてもらっています。今回の曲については、馴染みやすいメロディなのに、どこか主張があって簡単じゃないので、“挑戦し甲斐があるなぁ”と思いました」
キム「この歌は、バァ~ッて声を張って歌っていくのではなく、哀愁のある雰囲気を出す歌ですよね。だからそれに合うように、自分の“声のムード”をコントロールしました。皆さんの前では、ただ悲しいばかりじゃなくて、どこか優しさをプラスして歌いたいですね」
キム「“さりげなく歌っているのがいい”とほめてもらいましたし、アドバイスもいただきました」
キム「押したり引いたりがある歌なので、そこだけ注意したら、あとは自分らしい歌、その人らしい『哀愁の酒』を歌うのが一番です。皆さん、絶対に歌ってください!」
日本クラウン
[7/27発売]| 楽曲タイトル | 歌詞 | マイうた |
|---|---|---|
| 哀愁の酒 | マイうた | |
| モナリザの微笑(ほほえみ) | マイうた |