来年デビュー15周年を控えている木村カエラからミニアルバム『¿WHO?』が到着! 全5曲収録の今作は、彼女が放ついろいろな“色”を感じられる楽曲が詰まった、まさにカラフルな1枚だ。 どんな気持ちで何を伝えたくて制作したのか、思いのままに語ってもらった――。
Profile
2004年6月にシングル『Level42』でメジャーデビュー。以降、『リルラ リルハ」』『Jasper』『Ring a Ding Dong』『Butterfly』などヒット曲を多数、世に送り出す。2013年にはプライベートレーベル「ELA」を設立し、翌14年には横浜アリーナ2days公演を成功させた。今年4月には初の絵本『ねむとココロ』を発表するなど、様々なフィールドで多彩な個性を発揮し続けている。来年6月にメジャーデビュー15周年を迎える。
ここにはいろんな私がいますよね(笑)。『COLOR』というリード曲は個性をテーマにしたものなんですけど、ミニアルバム全体を通してそういう雰囲気を感じてもらえると思います。私自身、自分の個性や“らしさ”を大事にしながら活動してきているので、ここで改めてみんなに「何にだってなれるんだよ!」っていうことを伝えたかったんですよね
そうそう。どの曲にもポジティブなメッセージ性があるので、このカラフルなミニアルバムを聴くことが自分自身と向き合うきっかけ、本当の自分を解き放つきっかけになってもらえたらいいなっていう願いもあって。自分らしさは、きっとみんなにとっての永遠のテーマでもあるのかなと思うので。
この曲はこれまでも一緒に制作をしてきたAxSxEさんにお願いしたんですけど、彼が作る曲はぶっ飛んでて、キラキラしてて、凄く変態性があるんですよ(笑)。だからこそ個性をテーマにした曲にはピッタリだなと思って。そのサウンド感に引っ張られて自分でも予想外の言葉が出てきたりもしたので、作詞も凄く楽しかったですね。ただ、歌うのは結構大変だったんですけど。
しかもこれ、曲の中でわからないように半音ずつキーが上がっていってるんですよ。最初、私はそれに気づかなかったから、まったく音が取れなかったんですよね。で、「これどうなってるの?」って聞いたら、「半音ずつ上がってるねん」ってドヤ顔で言われ(笑)。
この曲は歌えないと思います(笑)。初見で歌えたらほんとに凄い!
あぁ、そうですね。何度も聴いて感覚をつかめば、きっと歌えるようになると思います。サビなんかはぶわっとイメージが広がっていく雰囲気があって、凄く気持ちよく歌えますから。その感覚をぜひ味わってほしいかな。まぁでも1回歌ったらノドがかれるくらいのテンション感を持った曲なので、覚悟してくださいね(笑)。
はい。キラキラした服を着た私が真ん中にいて、同じ画角の中で背景の場所や色味がどんどん変わっていくという映像になっています。そこには、どんな時でも、どんな場所でも自分の個性を輝かせてほしいという願いを込めました。あと、歌詞の中に出てくる“pretty” “fancy”などのワードを表す手遊びみたいなものをMVの中ではやっているんですよ。演歌の歌詞みたいで個人的に気に入っている♪女は愛探してる♪ってフレーズのところでは両手の指で“女”の文字を作ったりとか(笑)。それらをぜひ覚えていただいて、カラオケで歌う時には一緒にやってもらえたら嬉しいですね。
うん。デビューした当初、大人の人たちに「女性アーティストは10年続かない」って言われたことがあって、それがすっごい悔しかったんです。だから「絶対続けてやる!」っていう思いでやってきたんですけど、気づけばもう15周年目前で。ほんとに凄いことだなって思います。ここからは自分にしかできないことを再確認しながら、うわーっとやりたいことをいろいろやって、その先にある20周年まで走っていきたいと思ってます。ライブもたくさんやりたいと思っているので、ぜひみなさん遊びに来てくださいね!
ドラマ『プリティが多すぎる』主題歌の『COLOR』や、映画『ちいさな英雄‐カニとタマゴと透明人間-』主題歌の『ちいさな英雄』、幼い頃から愛してきたというミュージカル『アニー』の楽曲『Tomorrow』のカバーなど、カラフルな全5曲を収録。初回限定盤にはカエラ直筆の落書きジャケット1499枚分がランダム封入されている。
ELA/ビクターエンタテインメント
[11/21発売]楽曲タイトル | 歌詞 | マイうた |
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COLOR | 歌詞 | マイうた |
ちいさな英雄 | マイうた | |
Run to the Rainbow | 歌詞 | マイうた |
HOLIDAYS | 歌詞 | マイうた |
Tomorrow | 歌詞 | マイうた |