本人映像
あの夏が飽和する
この曲の歌詞
●「昨日
人を殺したんだ」
◆君はそう言っていた
◆梅雨時
ずぶ濡れのまんま
部屋の前で泣いていた
◆夏が始まった
ばかりというのに
君はひどく震えていた
◆そんな話で始まる
あの夏の日の記憶だ
●「殺したのは隣の席の
いつも虐めてくるアイツ」
●「もう嫌になって
肩を突き飛ばして」
「打ち所が
悪かったんだ」
●「もうここには
居られないと思うし」
「どっか遠いとこで
死んでくるよ」
◆そんな君に僕は言った
「それじゃ
僕も連れてって」
◆財布を持って
ナイフを持って
携帯ゲームも
◆カバンに詰めて
いらないものは
全部壊していこう
◆あの写真もあの日記も
今となっちゃ
◆もういらないさ
人殺しとダメ人間の
君と僕の旅だ
◆そして
僕らは逃げ出した
この狭い狭い
この世界から
◆家族もクラスの奴らも
何もかも全部捨てて
君と二人で
◆遠い遠い
誰も居ない場所で
二人で死のうよ
◆もうこの世界に
価値などないよ
◆人殺しなんてそこら中
湧いてるじゃんか
君は何も悪くないよ
君は何も悪くないよ
◆結局僕ら誰にも
愛されたことなど
無かったんだ
◆そんな嫌な共通点で
僕らは簡単に
信じあってきた
◆君の手を握った時
かすかな震えも
すでに無くなっていて
◆誰にも縛られないで
二人 線路の上を歩いた
◆金を盗んで
二人で逃げて
どこにも行ける
気がしたんだ
◆今更怖いものは
僕らには無かったんだ
額の汗も落ちた眼鏡も
●「今となっちゃ
どうでもいいさ」
「あぶれ者の
小さな逃避行の旅だ」
◆いつか夢見た優しくて
誰にも好かれる
主人公なら
◆汚くなった僕たちも
見捨てずに ちゃんと
救ってくれるのかな?
●「そんな夢なら
捨てたよ」
「だって現実を見ろよ」
●「シアワセの
四文字なんて無かった」
「今までの人生で
思い知ったじゃないか」
●「自分は
何も悪くねえと
誰もがきっと思ってる」
◆あてもなく彷徨う
蝉の群れに
水もなくなり
揺れ出す視界に
◆迫り狂う
鬼たちの怒号に
バカみたいに
はしゃぎあい ふと君は
◆ナイフを取った
●「君が今まで
そばにいたから
ここまでこれたんだ」
●「だからもういいよ」
「もういいよ」
「死ぬのは
私一人でいいよ」
◆そして君は首を切った
まるで何かの映画の
ワンシーンだ
◆白昼夢を
見ている気がした
気づけば僕は捕まって
◆君がどこにも
見つからなくって
君だけが
どこにもいなくって
◆そして
時は過ぎていった
ただ暑い暑い日が
過ぎてった
◆家族もクラスの奴らも
いるのになぜか
君だけがどこにもいない
◆あの夏の日を思い出す
僕は今も今でも歌ってる
◆君をずっと
探しているんだ
君に言いたいことが
あるんだ
◆九月の終わりに
くしゃみして
六月の匂いを繰り返す
◆君の笑顔は
君の無邪気さは
頭の中を飽和している
◆誰も何も悪くないよ
君は何も悪くはないから
もういいよ
投げ出してしまおう
◆そう言って
欲しかったのだろう?
なあ?
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