Profile
2015年に日本クラウン新人オーディションで準グランプリを獲得。2017年1月に『青いダイヤモンド』でメジャーデビューするや、端整な顔立ちとミラクルボイスにより注目を浴びる。そして11月29日には、早くも2ndシングルをリリース。演歌界の新星として期待されている。
デビュー曲の『青いダイヤモンド』とは全く違った世界観が生まれる曲という印象でした。男女の別れを歌った哀愁も感じられるので、前作とは違った中澤卓也を皆様に見ていただけるのではないかと思います。
全体を通して言葉はシンプルなのに、とても深い世界が描かれた歌詞だと感じました。一番印象に残る言葉は、サビの♪赤い彼岸花 逆さに吊るして 線香花火みたいねと 無邪気に笑った君に♪です。この歌の芯になる部分が描かれているのですが、彼岸花を逆さに吊るして、それを線香花火に比喩するというのはなかなか出てくる発想ではないなと思います。
デビュー曲よりも難易度が上がっているように思います。前半に取りずらい音階の音が使われていたり、メロディの動きが激しいですね。でもここがミソ!その要素があるからメロディに西洋の匂いが感じられたり、お洒落な雰囲気が出されています。難しいがゆえに、歌い手としては“燃える曲”ですね(笑)。
いかに歌われる皆様が歌詞の主人公になれるか。しっかりと言葉を前に届けるイメージで、聴いている人が「うん。うん。それでそれで?」となるように歌えたら最高です。そのためには「間」が大切。「間」で聴いている人が歌詞を噛み締めて、ストーリーを思い描きます。メロディに流されることなく、言葉一つ一つの粒を立てるイメージで歌ってみてください。
日本クラウン
[11/29発売]楽曲タイトル | 歌詞 | マイうた |
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彼岸花の咲く頃 | 歌詞 | マイうた |