Profile
1997年に声優デビュー、2000年よりアーティスト活動をスタート。現在全国ツアー中で、9月15日に千葉県・ZOZOマリンスタジアムでファイナルを迎える。『METANOIA』の歌入れ前日と当日は、「喉の回復にいいとお医者様に勧められた」という赤身肉をがっつり食べて備えたと笑う。また同曲のMVは廃屋となったショッピングセンターで撮影され独特の世界観を醸している。
アニメ『戦姫絶唱シンフォギアXV』のOPなんですが、この作品は音楽に特化していて、これまでもいろんな音楽ジャンルに挑戦してきました。今回は、今までにないラップも入ったハードなミクスチャーロックが完成しました。 このシリーズはずっと、上松範康さんが作曲、私が作詞を担当してきたので、前作を超える!という気持ちで制作していて。これまでの意思を継ぎながらも新しい切り口を見つけるため、上松さんに無理を言って3曲も作っていただきました。「こんなにとことんやり合えるのはチーム・水樹だけ。お陰で新しい景色が見れた」と、嬉しそうに言ってくださいました。
水樹奈々の楽曲単体としても背中を押せる応援ソングであり、アニメのファンの方には作品との繋がりを感じていただけるようバランスを大切にしました。サビ頭の「胸の歌はそこにあるのか?」は、アニメに登場するキーワードがもと。私は演者(声優)でもあるので、その言葉が体に染みついていて自然と出てきました。
短期集中”決戦”でしたね(笑)。必死に訴えかける高い熱量が必要なので、短時間勝負だと思ったんです。言葉一つひとつは重いパンチを繰り出すように置きながらも、軽やかさも求められる楽曲なので高音でも歌い上げずにリズムキープを意識しました。
実は歌入れ中も、「みなさんに歌っていただけるかな?」って心配で(笑)。かなりの暴れ馬ですが、ぜひ挑んでいただきたいです!他の収録曲で心身の熱量を高めた後、『METANOIA』になだれ込むのがお薦めです(笑)。
TEXT:Yuko Kitsukawa
キングレコード
[7/17発売]楽曲タイトル | 歌詞 | マイうた |
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METANOIA | 歌詞 | マイうた |