• 2年振りのシングルが完成しました！

  昨年末から年初にかけてデモを作り始めました。まずサビのメロディがあったので、どんな曲調にすれば面白くなるかを考えて、あまりやったことがないシーケンス主体にしようと思いついたんです。（TAKUMA）

  MIDIで作った曲なので、デモを聴いた時に「結構全体ができているな」という印象でしたね。普段はざっくりとしたものを共有して、スタジオで話しながら詰めていくことが多いですが、今回は少し違っていて。（KOUICHI）

• 普段のデモ作りとはどう違ったのですか？

  楽器を演奏しながらとMIDIで打ち込んで作るのとでは、同じ曲作りでも感覚的に違ってきます。打ち込み作業が得意というわけではないので時間もかかりますし、その分不思議と集中できる。結果、サビしかなかったはずが、取り掛かったその日のうちにイントロを含め全体の形ができました。（TAKUMA）

• レコーディングはどうでしたか？

  ベースは、サビが生きるような表情を出すというか、歌が引き立つようなラインを作り演奏しました。（NAOKI）

  この曲は、サビの歌い方をどうするか決まるまで時間がかかりました。歌詞もストーリーを紡ぐというより、一言ずつフリースタイルでラップするような構築をしています。ポジティブではないけれどネガティブとも言い難い。歌う際に細かなニュアンスを大切にすることで、湿度感とある種の逞しさを秘めた歌詞をしっかり表現できたと思います。（TAKUMA）

• カラオケで歌うコツを教えていただけますか？

  早口の所は歌詞を目で追いながらだと追いつけない（笑）。でも暗記できると早口言葉を歌うのは楽しいので、頑張って挑戦してほしいですね。（TAKUMA）

TEXT：Yuko Kitsukawa

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