Profile
1994年に『土佐のおんな節』でデビューし、多くの新人賞を受賞。『紅花の宿』が日本レコード協会「ゴールドシングル」を受賞したほか、『新庄恋しや』『礼文水道』など多くのヒット曲を歌う。「故郷のお祭りで横断幕を作って歓迎してくださいました。この時は感動でうるっときてしまって、同級生に見られていたので恥ずかしかったです」と笑う。
第一印象は「これは歌いたくなる!」。イントロ、メロディ、歌詩と、この3つのハーモニーが最高の状態で重なって、歌う人の心の準備が整う楽曲だと思いました。 (作詞家の)森田いづみ先生の詩は、とても美しく変身できる詩です。今回の『桂浜哀歌』の主人公も美しく力強い女性で、とても好き。特に、「あんた…好きながよ 好きながよ」という土佐弁の歌詩がいいですね。この言葉にとても女性の色気を感じました。
宮下健治先生に作曲していただくのはとても久しぶりで、出来上がったメロディを聴いて、懐かしい気持ちになりました。そして私の声の中でもよく響く場所を使い、水田竜子のよい所を引き出してくださいました。実際に気持ちよく歌わせていただいています。
土佐女性の強さと女らしさをうまく使い分けて歌いたいと思っています。まだまだこれからステージなどで歌わせていただきながら、歌い方の変化や仕草などもレベルアップしていきたいです。
あまり力強くなりすぎないように、高音部分は滑らかに。高音から始まりますので、体の力を抜いて歌い出すといいでしょう。ポイントは、「あんた…好きながよ 好きながよ」の所。ここは、優しく歌っていただきたいです。月を見ていたら、ふと好きだったあの人を思い出した…その心の中に浮かぶ人の顔に語りかけるように歌うと雰囲気が出ると思います。
TEXT:Toyoharu Sato
キングレコード
[9/4発売]楽曲タイトル | マイうた |
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桂浜哀歌 | マイうた |
札幌すすきのエレジー | マイうた |