- Last Note.
- デビュー作「ワンステップ・レイヤード」がいきなり殿堂するなど華々しい活躍をみせる、ラスノとTさんのユニット、Last Note.。『ミカグラ学園組曲』というメディアミックスプロジェクトを展開するなど注目の2人に話を聞いた。
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- Profile
- ラスノとT さんの2 人組ユニット。2010 年に「ワンステップ・レイヤード」でボカロデビュー。デビュー作が殿堂入りの快挙を成し遂げる。その後も数々の作品が殿堂入り。2012 年からメディアミックスプロジェクト『ミカグラ学園組曲』を始動。小説&コミックライズ&アニメ化され注目をあびている。
Special Interview
- ユニットを結成したきっかけは?
- ラスノ「元々ニコニコ動画は好きでよく見ていたのでボーカロイドの存在は知っていたのですが、最初は自分も楽曲を作って参加しようとは思っていませんでした。その後にゲーム『初音ミク -Project DIVA-』というゲームをプレイしてハマってしまいまして、改めて名曲群を耳にして楽曲も多様で歌詞のレベルの高さに純粋に感動し、そんな楽しそうな中で活動してみたいと思いました。ですが、ボカロの調声や編曲というところは自身ではできないため、誰か知り合いを誘おうと思いTさんに声をかけました。彼もボーカロイドに興味はあったようで、乗り気で一緒にやることが決まりました」
- 音楽経歴を教えてください。
- ラスノ「趣味の範囲という感じでやっていました。幼少から楽器をやっていたとか、ずっと音楽の勉強をしていましたとかいうことは何もないです」
- Tさん「同じく趣味の範囲で、知人に楽曲提供をしていたりしました。バンド活動をしていた時期もあって、その時はビジュアル系っぽい曲をやっていました」
- 「放課後ストライド」をはじめとする『ミカグラ学園組曲』ですが、こちらはいつ、どのような流れで企画がされたのでしょうか?
- ラスノ「それまでは基本的には、PVを制作する時にボーカロイドのキャラクター、GUMIや初音ミクをモチーフにしたキャラクターに登場してもらっていたのですが、そこをオリジナルのキャラクターでやってみたいというところがスタートだったと思います。となると舞台も細かく考えたくなるし、キャラクターの関係性を妄想していると登場人物も増えていくし、という感じで楽しくなっていって1曲目からどんどんスケールが大きくなっていった記憶があります。ボカロ曲初投稿の時もそうだったんですが、“ 最初だからこんなもんだろ” みたいな発表の仕方はしたくなくて、全てホームラン狙いのフルスイングで活動していこうという方針でした。なので、オリジナルのキャラクターを出してシリーズのようにやるからにはと勢いを大事にしつつ、その範囲内でかなり時間をかけて考えてから1 曲目を出しました」
- 『ミカグラ学園組曲』のアニメ化については?
- ラスノ「想定内で全て計算通り!だったらカッコよかったんですけど、もちろんそんなことはなくてここまで大きな展開をすることになるとは想像もしていませんでした。アニメに期待していることは、せっかく動きがつくということでバトルシーンがどうなるのかとても楽しみです。ノベルを書く際は、僕の頭の中では超激しくて熱いバトルシーンが繰り広げられているのですが、なかなかそれを文章で表現しきれている自信がなく……コミックではそこをマンガらしく描いていただけていて嬉しいのですが、アニメではどうなってしまうのかとても楽しみにしています!」
- 今後の活動をどう考えていますか?
- ラスノ「『ミカグラ学園組曲』はもちろん、シリーズとは関係のないボカロ曲もどんどん制作していきたいですし、アーティストさんへの楽曲提供もありがたい事にたくさんお誘いいただいているので求められる限りは頑張っていこうと思っています! 夢とか野心のようなものは本当になくて、今の活動がとても楽しいのでこの感じがずっと続けばいいなー、と。オワコンにならないようにしたいです!!」
New Release
- SRCL-8741~8743
- ソニー・ミュージックレコーズ
- 「ミカグラ学園組曲」
- ¥3,241+税
- (初回限定盤:CD+DVD)
- [2/25発売]
Artist Songs
- ※「VOCALOID™」「ボーカロイド」「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。
- ※「初音ミク」はクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の登録商標です。
- ※「GUMI」はVOCALOID™2「めぐっぽいど」のキャラクター名です。
- ※「めぐっぽいど」は株式会社インターネットの登録商標です。